Rover.comとは?
Rover.comは2011年にアメリカはシアトルでスタートした全米のペットシッターネットワークです!シリコンバレーでペットシッター歴5年、ファイブスターのLeoさんファミリーをご紹介します!これからRoverでまたはほかのネットワークでペットシッターを始めたいとお考えのかたの参考になれば、いろいろなヒントをご紹介します。
全米また海外ネットワークもあり、どんどん広がっています。
Roverでペットシッターを始めたきっかけは?
子供のころから犬と一緒が当たり前の生活環境に育ったLeoファミリー。しかし、16年間一緒に生活をした愛犬2匹を立て続けに失ってから、あらたに犬を飼うという勇気が持てなくなってしまいました。
愛犬を失ってから1年ほど経った頃、Leoさんの奥さんはどうしても犬に触れ合いたいという気持ちが強くなりました。彼女は当時職場近くの動物保護施設である「ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)」の動物のお世話をするボランティアの募集に出会いました。保護犬の散歩やサポート、トイレのお世話、お掃除など、さまざまな活動を通じて犬と接する機会に恵まれました。Leoさんも参加し、夫妻は再び犬との触れ合いの喜びを感じることができました。ASPCAでのボランティア活動をきっかけに、犬のお世話をライフワークにしたいと考えるようになりました。
Roverとの出会いは?
過去を振り返れば、2匹の犬と一緒に生活していた時には、長期の旅行時には家に娘が来て犬のごはんやトイレの世話をしていました。ペットホテルに預けることも考えましたが、ペットホテルのドッグランは様々な犬が一緒になるため、我が家の人見知りの子たちには向かないと感じ、ペットホテルへの預けることをやめることにしました。また、小さなゲージに多くの時間犬たちが閉じ込められている状況は耐えられないと思いました。
そんな経験と思いから、自分たちの愛犬を預けるよいサービスはほかにないかとリサーチをしていた所、最初はペットオーナーという立場でRoverというサービスに出会ったのです。実際には自分たちがRoverを利用するまえに2匹は旅経ってしまいましたが。
保護犬のボランティア活動を経て、そして犬の飼い主の立場を理解しているからこそ、今こうして多くのリピーターのファミリーから信頼を得ることができ、5年間にわたりたくさんのワンちゃん、そして今は猫ちゃんとも触れ合うことができていると思っています。
インスタでもかわいい写真->NinaLeo (@ninaleo_official) • Instagram photos and videos
初めてのRoverでの経験は?
約5年前、私たちの初めて預かる事となったのはまだ生まれて半年の子犬でした。その子にとっても初めて、自分の家以外での生活をする事になり、戸惑っている事はすぐにわかりました。
夜泣きが止まらず、約1週間本当に大変で、あづかる事をやめるべきだったと後悔した時間をすごしました。そして、私たちはオーナーへのレポートの頻度も、どの程度するべきかのコツもえていなかったので、タイムテーブルを作りその都度に何度もオーナーへ連絡をいれていました。
今振り返ると、オーナへの連絡は1日1度または2度程度でよかったと感じています。オーナーが休暇を取っているか、用事でどうしても家をあけなければならない間のペットシッターですから、逐一の連絡はかえってオーナーを心配にさせてしまった行動だっと思います。
むしろ、こちらは大丈夫です、xxは元気に過ごしていますのメッセージと写真またショートビデオを送る事でよかったです。
勿論この結論は100%正解ではありませんが、私たちのこの初回に起きた厳し経験から“ミート&グリート”の大切さを実感したのです。
ミートグリートの重要性
新しいブッキングリクエストを頂いた際には、私たちは必ず、ミート&グリート(通常10分程から30分程度)をおこないませんか?とオーナーへ返信します。
ミート&グリート:予約を正式に入れる前に、我が家にステイする場合は我が家へ、一度ワンちゃんと一緒に来てもらい、相性をチェックします。またその際にオーナーからはワンちゃんの注意点や薬の有無、アレルギーの有無、ソファーにのって大丈夫か?気を付ける事はなど、確認をします。
また、先方の家へ行ってシッターの役目を果たす場合には、ミート&グリートは先方の家へ出向き、お水やごはん、リードの場所(犬の場合はお散歩の有無など)、トイレの場所、お薬の有無など、同様に確認をします。訪れてほしい時間の確認もします。
Roverのアプリ内にオーナーがケア方法や注意点を記載している場合がほとんどですが、アップデートがさせれいない場合もあるので、私たちは、ケアインフォメーションをで(きれば)プリントアウトをして渡して頂けるようにオーナにお願いしています。そうする事で、私たちも預かる子のお世話のスケジュールをきっちりと理解して進められるからです。
先方の家へ出向く場合は、おおかたメモがカウンターに置いてある場合があり、そのメモをみて指示と通りの仕事をすると訳です。我が家にきて家でステイする子の場合は、通常オーナーがワンちゃんまたは猫ちゃんを連れてくる際に、ケアインフォの紙を渡してくれるパターンがほとんどです。
稀にローバーを通じて写真と情報を送ってくれるオーナーもいらっしゃいます。
鍵の受け渡しは?
我が家でステイの場合は当日指定された時間にオーナー(たまにオーナーの友人や家族が来る場合もありますが)、とワンちゃん又猫ちゃんがやって来ます。その場合は鍵は必要ありません。しかし、先方の家に行きケアする場合は(通常30分のドロップインビジット)先方の家に入る必要があります。
パターンとしてはその家の状況によるのですが
鍵を事前に取りに行く
我が家に持ってきてもらう
鍵が家玄関ちかくの秘密の場所においてあるまたはロックボックスに鍵がはいっていて、ロックボックスの暗証番号を事前におしえてもう
鍵が無いパターンの家の場合は、玄関の入り口のパスコードを教えてもらう
セキュリティーシステムがある家の場合はアラーム解除の方法を教えてもらう
ガレージの入り口のコードをおしえてもらいガレージを出入りに使う
このように各オーナーによってパターンがちがうので、ミートグリートはやはり大切になります。
万が一の際の保険や動物病院情報は?
Roverはオーナーが支払う額の20%をフィーとして徴収します。例えばオーナーが$100支払い、シッター側には$80の収入が入るという仕組みです。20%は24/7のRoverのサポートと万が一の為の保険代金となります。ですからお金のやり取りは直接シッターと行う事はなく、Roverが仕切ってくれます。
なかにはRoverを通さないで直接にシッターをしないか?とオファーをくれる方もいますが、保険の事を説明し、やんわりと御断りしています。やはりRoverを通してシッターを行う方が私たちにもオーナー側にも、そしてワンちゃんと猫ちゃんにも安心で良いプランと捉えています。
またRoverサポートとは別に、オーナー側にも行きつけの病院の情報はもらうようにしています。とくに長期滞在やお薬を取っているワンちゃんや猫ちゃんの場合はこれは重要な情報になります。
次号では実際にLeoファイミリーに起こった緊急事態とその対処方を記載します。