YouTubeで動画を投稿しても、思ったように再生回数が伸びない…。
そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、YouTube公式パートナーの分析ツール「vidIQ」です。
世界で2,000万人以上が利用しており、無料でも強力な機能を活用できます。
今回は、vidIQの中でも特に人気の高い「キーワードツール」と「競合分析」の使い方を、初心者にもわかりやすく解説します。

vidIQとは?
vidIQは、YouTube動画のSEO対策やデータ分析をサポートするツールです。
特徴は以下の通りです。
- YouTube公式パートナーとして認定
- 動画のSEOスコアやタグ情報を可視化
- ライバルチャンネルや動画の分析が可能
- 無料版でも基本機能が利用可能
これらの機能を活用することで、動画の再生数を「運任せ」ではなく、データに基づいて戦略的に伸ばすことができます。
キーワードツールでできること
月間検索回数と競争度をチェック
キーワードツールに気になる単語を入力すると、
- 月間検索回数(検索ボリューム)
- 競争度(低・中・高)
が表示されます。
例えば「ai 副業」と入力すると、検索回数は80,171回/月、競争度は「低」と表示されます。
これは、一定の検索需要がありつつ競争が激しくない「狙い目」のキーワードといえます。

関連キーワードで動画テーマを広げる
無料版では関連キーワードが3つまで、有料版(Pro)にアップグレードするとさらに多数表示されます。
例えば「ai 副業」の場合、有料版では34個もの関連ワードが表示されます。

この機能を使えば、
- 「副業 初心者 おすすめ」
- 「ai活用」
- 「お金を稼ぐ方法」
など、派生テーマでシリーズ化も可能です。
いいねパーセンテージでライバル分析
vidIQをインストールすると、YouTubeの検索結果に「いいねパーセンテージ」が表示されます。
これは高評価と低評価の比率を示すもので、90%以上なら緑色、低ければ黄色や赤色で表示されます。
ポイントは、上位表示されている動画でも評価が低い場合はチャンスということです。
そのテーマでより質の高い動画を作れば、自分の動画が上位に食い込む可能性があります。
タグ分析でライバルの狙いを見抜く
「スコアカード」機能では、その動画につけられているタグの一覧と、検索順位が表示されます。
例えば「俯瞰撮影 スマホ」というタグが#1なら、そのキーワード検索でその動画が1位表示されているということです。
他人のタグを見ることで、
- どんなキーワードを狙っているのか
- 関連動画に自分の動画を表示させる方法
が明確になります。
vidIQ活用の実践ステップ
- キーワードツールで検索回数と競争度をチェック
- 関連キーワードから動画テーマを発想
- いいねパーセンテージで競合の弱点を発見
- タグを分析し、関連動画枠に入り込む戦略を立てる
vidIQは、無料でもキーワードリサーチや競合分析が可能な強力ツールです。
特に、検索回数×競争度×評価率という3つの指標を押さえれば、再生数アップの近道になります。
まずは無料版から試してみて、効果を感じたら有料版でさらに深く分析してみましょう。