FBIが推奨する「Run・Hide・Fight」で命を守る方法【2026年最新版】
2026年7月26日、ワシントン州シアトルの人気観光地・シアトルセンター(スペースニードル周辺)で銃撃事件が発生しました。当時は毎年恒例の大規模フードフェスティバル「Bite of Seattle」が開催され、多くの家族連れや観光客で賑わっていました。

この事件では3人が死亡、2歳の男児を含む4人が負傷し、会場は一時パニック状態となりました。
アメリカでは、ショッピングモール、音楽フェス、学校、スポーツイベントなど、不特定多数が集まる場所で銃撃事件(Active Shooter Incident)が発生する可能性があります。
万が一その場に居合わせた場合、最初の30秒~1分の行動が生死を左右すると言われています。
この記事では、FBI(連邦捜査局)が推奨する公式ガイドラインと最新の安全対策をもとに、「本当に命を守るための行動」をわかりやすく解説します。

まず覚えてほしい3つの言葉
Run → Hide → Fight
(逃げる → 隠れる → 抵抗する)
これはFBIが市民向けに推奨している世界標準の行動指針です。
重要なのは
Fight(抵抗)は最後の最後。
最優先は安全な場所へ避難することです。
① Run(まず逃げる)
逃げられるなら、一刻も早く現場を離れます。
逃げる際のポイント
✅ 銃声らしい音を確認しに行かない
「花火かな?」
「何が起きたんだろう?」
と思って近づく人がいますが非常に危険です。
異変を感じたらすぐ離れることが重要です。

荷物は置いて逃げる
財布
スマホ
買い物袋
すべて後回し。
命の方が大切です。
FBIも
Leave your belongings behind
(持ち物は置いて逃げる)
と明記しています。
出口は一つではない
多くの人は来た入口へ戻ろうとします。
しかし、
- 非常口
- 裏口
- 店舗の搬入口
- 建物横の通路
などの方が安全な場合があります。
群衆と同じ方向へ走るとは限らない
屋外イベントでは、
全員が同じ方向へ走ると
- 将棋倒し
- 転倒事故
- 圧死
の危険があります。
安全なルートが見えるなら、冷静に別方向へ避難しましょう。
子どもと一緒なら
短く
「離れない!」
「走って!」
と伝え、しっかり手をつないで移動します。
災害や事故だけでなく旅行中にも役立つ基本的なファーストエイドキット。
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② Hide(逃げられないなら隠れる)
逃げ道がない場合は、安全な場所へ避難します。
良い隠れ場所
- コンクリート壁
- 太い柱
- 建物の角
- エンジン部分がある車の陰
- 鍵がかかる部屋
など。

鍵をかける
部屋へ入ったら
- ドアを施錠
- 机や棚でバリケード
- 電気を消す
ことが推奨されています。
スマホは完全に消音
着信音だけでなく
バイブレーションもOFF
にします。
音が居場所を知らせる可能性があります。
「隠れる」と「防弾」は違う
ここが重要です。
例えば
- カーテン
- テーブル
- 植え込み
は
姿は隠せても
銃弾を止められません。
一方、
- コンクリート
- 厚い壁
- 大きな柱
などは比較的防護効果があります。

③ Fight(最後の手段)
これは
逃げられず
隠れることもできず
命が危険な状況
だけです。

抵抗するなら
複数人で
- 消火器
- 椅子
- バッグ
- ノートPC
など身近な物を利用します。
目的は
犯人を拘束することではなく
逃げる時間を作ることです。
FBIは
Fight only as a last resort.
(抵抗は最後の手段)
と強調しています。

911へ通報するタイミング
安全な場所へ避難してから通報します。
伝える内容は
- 現在地
- 発砲場所
- 犯人の人数
- 服装
- 武器
- 逃走方向
- 負傷者の人数
わからないことは
「分かりません」
と答えれば問題ありません。推測は避けましょう。

警察が来たら絶対に守ること
到着した警察は
犯人か一般人かを瞬時に判断できません。
そのため
- 両手を見えるように上げる
- 手に物を持たない
- 急に走らない
- 指を差さない
- 指示に従う
ことが重要です。
また、最初の警察官は負傷者の救護よりも犯人の制圧を優先する場合があります。これは救助体制を安全に整えるための標準的な対応です。
普段からできる備え
事件は突然起こります。
会場へ入ったら
✔ 出口を2か所確認する
✔ 家族との集合場所を決める
✔ 子どもへ
「大きな音がしたら離れない」
と教えておく
だけでも初動が大きく変わります。

応急手当の知識も命を救う
FBIは「Run・Hide・Fight」とあわせて、**Stop the Bleed(止血)**の知識を身につけることも推奨しています。
重度の出血では、救急隊の到着前に適切な圧迫止血や止血帯(トーニケット)の使用が命を救う場合があります。専門的な講習を受けておくことで、家族や周囲の人を助けられる可能性があります。
まとめ
銃撃事件は、誰もが遭遇したくない出来事です。しかし、事前に正しい知識を知っておくことで、冷静な判断につながる可能性があります。
覚えておきたいのは、FBIが推奨する3つの行動です。
- Run(逃げる):安全に避難できるなら、すぐに現場を離れる。
- Hide(隠れる):逃げられない場合は、見つかりにくく防護性の高い場所へ避難し、静かに身を守る。
- Fight(抵抗する):逃げ場も隠れ場所もなく、命が差し迫った危険にある場合のみ、最後の手段として行動する。
旅行先でも、ショッピングモールでも、イベント会場でも、まず出口を確認する習慣を持つことが、自分や家族の命を守る第一歩になります。

まず1つから始めるなら、常に緊急用のライトを備えておくことは万が一の対応にとっても大切です。


