「海外で暮らしてみたい」「リモートワークだから移住も選択肢に入れたい」
そんな人に注目されそうなランキングが発表された。
居住・市民権コンサルティング会社「グローバル・シチズン・ソリューションズ」は、世界35都市を対象にした**「World’s Most Livable Cities for Expats 2026(外国人が住みやすい都市ランキング2026)」**を初公開。
物価だけではなく、安全性や医療、空気のきれいさ、英語の通じやすさなど、実際に外国人が生活する上で重要な7つの項目を総合評価している。
その結果、日本の東京は世界8位にランクインした。

住みやすさを決めた7つの評価基準
今回のランキングは、旅行先として人気の街ではなく、「実際に住むなら快適か」を重視しているのが特徴。
評価項目は次の7つ。
- 生活費
- 治安
- 医療水準
- 大気汚染の少なさ
- 定住のしやすさ
- 英語の通じやすさ
- 国際的な移動のしやすさ
つまり、「家賃が安いから上位」という単純なランキングではなく、生活全体の質を比較している。
世界で最も住みやすい都市はポルトガル・リスボン
1位に選ばれたのはポルトガル・リスボン(88.49点)。
近年、世界中のデジタルノマドやフリーランスから人気を集めている都市で、
- 比較的リーズナブルな生活費
- 温暖な気候
- 高い治安
- 美しい街並み
- 海が近い暮らし
などが高く評価された。
さらにポルトガルは外国人向けのビザ制度が充実しており、リモートワーカーでも移住しやすいことが人気の理由となっている。
デジタルノマドビザって何?
近年、多くの国が導入しているのがデジタルノマドビザ。
会社に出社せず、パソコン1台で働く人向けの滞在制度で、
- ポルトガル
- タイ
- インドネシア(バリ島)
- エストニア
などが代表例。
実は日本でも2024年から一定条件を満たす外国人向けにデジタルノマド制度がスタートしている。
世界的に「好きな国で暮らきながら働く」というライフスタイルが広がっていることが分かる。
Klook.com東京は世界8位!高評価だったポイントは?
東京が世界8位に入った最大の理由は、
**「安全性」と「医療レベルの高さ」**だ。
日本は世界でも犯罪率が低く、
- 夜でも比較的安心して歩ける
- 公共交通機関が時間通り
- コンビニや生活インフラが充実
- 医療機関へのアクセスが良い
といった点が海外から高く評価されている。
一方で、
- 英語だけでは生活しにくい
- 住宅費が高め
- ビザ取得のハードル
などは課題として挙げられている。
アジアで最も評価されたのはシンガポール
アジア最高位は6位のシンガポール。
英語が公用語の一つであることに加え、
- 世界トップクラスの治安
- 公共交通の便利さ
- 清潔な街並み
- ビジネス環境
などが評価された。
一方で家賃や物価は世界有数の高さとなっており、「暮らしやすさ」と「生活コスト」は必ずしも一致しないことも分かる。
世界の住みやすい都市ランキング2026 TOP10
| 順位 | 都市 | 国 |
|---|---|---|
| 1位 | リスボン | ポルトガル |
| 2位 | アムステルダム | オランダ |
| 3位 | メルボルン | オーストラリア |
| 4位 | ウィーン | オーストリア |
| 5位 | バルセロナ | スペイン |
| 6位 | シンガポール | シンガポール |
| 7位 | オークランド | ニュージーランド |
| 8位 | 東京 | 日本 |
| 9位 | コペンハーゲン | デンマーク |
| 10位 | ソウル | 韓国 |
海外移住で重視される価値観が変化している
以前は「給料が高い国」が人気だったが、近年は
- 安全に暮らせること
- 医療制度が充実していること
- リモートワークがしやすいこと
- ビザを取得しやすいこと
- ワークライフバランス
など、「生活の質(QOL)」を重視する人が増えている。
世界中でリモートワークが普及したことで、「働く場所=住む場所」という固定観念が変わりつつあるのだ。
あなたならどこに住みたい?
東京が世界8位という結果は、日本人にとっては意外かもしれない。しかし海外から見ると、「安全」「医療」「交通」「清潔さ」がそろった都市は決して多くない。
一方で、ヨーロッパやオセアニアの都市が上位を占めたことからも、世界では「暮らきやすさ」や「人生の豊かさ」を重視する傾向が強まっていることがうかがえる。
もし海外移住するとしたら、あなたはどの都市を選ぶだろうか。

