海外旅行の楽しみのひとつは、新しい国に降り立つ瞬間。しかし、アメリカ入国の際にはパスポートコントロール(入国審査)という関門が待っています。特に初めての渡米や英語に不安がある方にとっては、少し緊張する場面かもしれません。
2024年7月からは「モバイルパスポートコントロール(MPC)」が本格運用開始され、スムーズな入国が可能になりました!
本記事では、従来のパスポートコントロールの流れに加え、MPCの利用方法やメリットも詳しく解説します!
1. アメリカのパスポートコントロールとは?
アメリカに入国する際、最初に通るのが「パスポートコントロール(入国審査)」です。ここでは、旅行者の目的や滞在期間などを確認されます。
✅ 対象者
- 利用できるのは
- 米国市民
- 米国永住権保持者
- カナダ国籍の米国B1/B2 VISA保持者
- ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の者
✅ 主な流れ
- 飛行機を降りたら入国審査場へ移動
- 入国審査官との対面審査
- 指紋採取 & 写真撮影(初回入国者など)
- 審査が終わればバゲージクレームへ進む
💡 2024年7月からMPC(モバイルパスポートコントロール)を利用すると、入国手続きを大幅に時短できます!
アメリカ政府の公式ホームページはこちら(英語のみ)
Mobile Passport Control (MPC) | U.S. Customs and Border Protection
2024年7月運用開始!モバイルパスポートコントロール(MPC)とは?
MPC(Mobile Passport Control) は、アメリカの入国手続きをスマートフォンのアプリで事前に行い、入国審査をスムーズにする新しいシステムです。
✅ MPCのメリット
✔ 専用レーンで待ち時間を短縮
✔ 紙の入国申請書不要
✔ 入国審査官とのやり取りがスムーズ
✔ 無料で利用可能(アプリダウンロードが必要)
✅ MPCの利用対象者
- アメリカ市民
- カナダ市民(B1/B2ビザ所持者)
- ESTA(ビザ免除プログラム)を利用する旅行者
- 特定のビザ保持者
💡 ESTAで渡米する日本人旅行者もMPCを利用可能!
モバイルパスポートコントロール(MPC)の利用方法
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🔹事前準備
- アプリをダウンロード
📱 「Mobile Passport Control」 (CBP公式アプリ)をApp StoreまたはGoogle Playからダウンロード。 - パスポート情報を登録
- パスポートの写真を撮影してアップロード
- 入国の目的、滞在先、フライト情報を入力
- 到着前に申請を送信 – アプリを開き「New Submission」を選択でスタート!日本語対応ありです。
- フライト着陸後、MPCアプリから入国申請を送信MPC専用レーンに進む前に、アプリを起動し入国申請を送信する必要があります。これにはインターネット接続が必須のため、空港のフリーWi-Fiを利用するか、eSIM・海外対応プラン・ポケットWi-Fiなどを事前に準備しておくと安心です。また、スマホのバッテリー切れにも注意しましょう。
- アプリを立ち上げると、準備の最終段階の画面が表示されるので、一番下の**「Yes, Submit Now」**をクリックし、申請を送信してください(顔写真を取るよう指示があるので自撮り。メガネや帽子などは外します)。
- アプリ内でQRコードが発行される(撮った写真が問題かければ Use Photo で写真を登録すると MPC Receipt (レシート)が表示れます。レシートの有効期限は4時間となり、カウントダウンが開始されます。
- 専用レーンに入る前、もしくは最後尾に並ぶと係員から上記の手続きをしたか聞かれたりスマホ画面を提示するよう言われますので、レーンに入る前に行いましょう)。
🔹入国審査の流れ(MPCを利用する場合)
- MPC専用レーンへ移動
- 審査官にQRコードを提示
- 簡単な質問を受ける(通常の入国審査と同じ)
- 入国完了!
💡 通常のレーンよりも早く審査を通過できるのが最大のメリット!
入国審査で聞かれる質問と回答例
入国審査では、審査官からいくつか質問されます。英語が苦手でも大丈夫!よくある質問とシンプルな回答を準備しておきましょう。
質問 | 意味 | 回答例 |
---|---|---|
What is the purpose of your visit? | 訪問の目的は? | “Sightseeing.”(観光です) |
How long will you be staying? | どれくらい滞在しますか? | “Two weeks.”(2週間です) |
Where will you be staying? | どこに泊まりますか? | “At a hotel in San Francisco.”(サンフランシスコのホテルです) |
Do you have a return ticket? | 帰りの航空券はありますか? | “Yes, I have a return ticket on March 15.”(はい、3月15日の帰国便があります) |
💡 MPCを利用している場合でも、これらの質問には直接答える必要があります。
アメリカ入国の際に避けるべき行動
❌ 審査官に冗談を言う
→ 特にテロや危険物に関する冗談はNG。
❌ スマホを操作する(MPC利用者はQRコード提示時以外)
→ 審査中はスマホを触らない。
❌ 必要な書類をすぐ出せない
→ パスポートやESTAの控えはすぐに出せるようにしておく。
パスポートコントロールをスムーズに通過するコツ
✨ ポイント
- 飛行機を降りたらすぐに入国審査場へ移動(トイレは後回し!)
- 英語で質問を想定して練習しておく
- 余計なことは言わず、簡潔に回答
- 機内で税関申告書(必要なら)を記入しておく
- ESTAやパスポートの情報を事前に確認
まとめ
アメリカのパスポートコントロールは、事前準備をしておけばスムーズに通過できます。2024年7月から本格運用開始されたMPC(モバイルパスポートコントロール)を活用すれば、さらにスムーズに入国できます!
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