アメリカの永住権(グリーンカード)を目指している方に、重要なニュースです。

毎年、多くの人が応募する「グリーンカード抽選プログラム(Diversity Visa Program)」。2027年度のDV-2027は、例年のように受付が始まらず、申請を考えていた方にとって気になる状況が続いていました。
しかし、2026年10月、米国の連邦裁判所が米国務省に対し、DV-2027の受付を実施するよう求める命令を出しました。その後、関連する期限が変更され、10月19日時点では新たな日程が注目されています。
この記事では、現在わかっている日程、グリーンカード抽選の仕組み、申請前に準備しておきたいこと、詐欺サイトを避けるためのポイントを、初めての方にもわかりやすく解説します。
※この記事は2026年10月19日時点の情報に基づいています。移民関連の手続きは変更される可能性があるため、申請前には必ず米国政府の公式情報をご確認ください。
1. DV-2027の最新日程は?
まず、最も気になる日程を確認しましょう。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 2026年10月29日まで | 米国務省が受付日程などを公表する期限 |
| 2026年11月1日まで | 受付を開始する期限 |
| 2026年12月3日まで | 当選者への通知に関する期限 |
これらは、連邦裁判所の命令に基づいて設定された期限です。国務省がすでに受付開始日を正式発表した、という意味ではありません。実際の開始日や締切時刻、申請条件については、公式案内で確認する必要があります。
また、受付開始が11月1日になると確定したわけではなく、それより前に開始される可能性もあります。
最新情報は、以下の公式サイトで確認できます。
- DVプログラム公式サイト(申請・当選確認)
https://dvprogram.state.gov/ - 米国務省のDV-2027受付期間に関する発表
https://adoption.state.gov/content/travel/en/News/visas-news/changes-to-2027-dv-program-entry-period.html
国務省の公式ページに新しい案内が掲載されているか、定期的に確認しておきましょう。
2. なぜDV-2027の受付が遅れているの?
DV-2027では、米国務省が2025年11月に、申請手続きの変更について案内し、受付開始日などは後日発表するとしていました。しかし、例年のような時期に受付が始まらず、応募を考えていた人たちに影響が出ていました。
こうした状況を受け、連邦裁判所で訴訟が起こされ、2026年10月には国務省にプログラムの実施を求める命令が出されました。その後、関係者からの申し立てを受けて、受付日程などに関する期限が変更されました。
今回のポイントは、裁判所が受付の実施を求めたことと、国務省が実際の受付日程を公式発表することは別だという点です。
ニュースやSNSで日付を見かけても、その日が確定した受付開始日なのか、裁判所が定めた期限なのかを区別しましょう。
3. そもそもグリーンカード抽選とは?
グリーンカードは、米国の永住権を証明するカードです。
正式名称は「Permanent Resident Card」。取得すると、一定の条件のもとで米国に永住し、働くことができるようになります。
DVプログラムは、米国への移民が比較的少ない国・地域の出身者を対象に、抽選を通じて移民ビザ取得の機会を提供する制度です。
ただし、誰でも応募できるわけではありません。出生国などに関する条件に加え、学歴や職歴などの要件を満たす必要があります。
また、抽選で選ばれたからといって、必ずグリーンカードを取得できるわけではありません。その後の申請手続き、資格審査、ビザの発給枠などの条件を満たす必要があります。
4. 申請を考えている人が今からできる準備
正式な受付案内が発表されたら慌てないよう、今のうちに基本事項を確認しておきましょう。
① 応募資格を確認する
DVプログラムでは、出生国などに基づく対象条件や、学歴・職歴に関する要件が設けられています。
日本国籍だから必ず応募できる、あるいは米国に住んでいるから応募できる、と単純に判断することはできません。
最新の応募資格は、国務省の公式情報で確認してください。
② 写真の規格を確認する
DV申請では、指定された規格に合う写真が必要です。写真のサイズや背景、撮影時期、顔の写り方などに条件があるため、以前の写真をそのまま使えるとは限りません。
公式の写真要件はこちらです。
※DV専用の写真要件や受付時の指示が発表された場合は、そちらを優先してください。
③ 受付期間を確認する
受付期間は限られています。受付が始まったら、開始日だけでなく締切日や締切時刻も確認しましょう。
今回のDV-2027については、裁判所命令で30日間の受付が求められていますが、実際の申請にあたっては国務省が公表する正式な受付案内を確認してください。
④ 申請完了後の確認番号を保管する
申請が受け付けられた場合、当選確認に必要となる確認番号が発行されます。画面を保存するなどして、安全な場所に保管してください。
当選結果の確認方法や時期についても、公式の案内に従いましょう。
5. 詐欺サイトに注意!申請前に知っておきたいこと
グリーンカード抽選の注目度が高まると、公式サイトに似せたウェブサイトや、申請を代行すると称するサービスが見つかることがあります。
特に、次のような案内には注意してください。
- 「当選を保証します」と宣伝している
- 公式の受付開始前なのに、申請できると案内している
- 高額な料金を支払わなければ応募できないと説明している
- 個人情報やパスポート情報を、運営者がよくわからないサイトに入力させる
当選を保証できる業者はありません。 また、公式の申請受付が始まっているかどうかは、国務省の案内で確認することが大切です。
DVプログラムの公式サイトはこちらです。
申請方法や手数料については、最新の公式案内を確認してください。受付開始前に、第三者の案内だけを信じて支払いをしないようにしましょう。
6. 当選すれば、必ず永住権を取得できる?
いいえ。ここは誤解しやすいポイントです。
DVプログラムで選ばれることは、グリーンカードそのものが発給されることとは異なります。
選ばれた後も、必要書類の提出、資格審査、面接などの手続きを進める必要があります。また、選ばれた人全員にビザが発給されるわけではありません。
DV-2027については、ビザ発給の法定期限が2027年9月30日であることにも注意が必要です。今回の日程変更によって、当選後の手続きを進められる期間が短くなる可能性があります。
具体的な手続きや期限は、国務省の公式案内を確認してください。
7. 公式情報を確認するためのリンク集
最新情報を調べるときは、まず米国政府の公式サイトを利用しましょう。
① DVプログラム公式サイト
申請受付や当選確認に関する案内を確認できます。
② 米国務省:DV-2027受付期間に関する発表
DV-2027の受付期間に関する国務省の案内です。
③ 米国務省:ビザ情報
米国ビザに関する一般情報を確認できます。
④ 米国務省:写真の規格
ビザ申請用写真の基本的な要件を確認できます。
まとめ:10月29日と11月1日の期限に注目
2026年10月19日時点では、DV-2027について、次の3つの日程が注目されています。
- 10月29日: 受付日程などの公表期限
- 11月1日: 受付開始の期限
- 12月3日: 当選者への通知に関する期限
ただし、これらは裁判所命令に基づく期限であり、正式な受付日程がすでに発表されたことを意味するものではありません。
グリーンカード抽選への応募を考えている方は、最新情報を確認しながら、写真や応募資格などの準備を進めておきましょう。
そして、最も大切なのは、必ず公式情報を確認することです。
アメリカでの暮らし、移住、ビザに関する情報は、制度の変更によって状況が変わることがあります。SNSの投稿や古い記事だけで判断せず、米国政府の案内を確認してください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、法律上の助言ではありません。個別の移民手続きについては、公式情報や資格を有する専門家にご確認ください。
